各務原市介護保険サービス事業者協議会 居宅介護支援事業部会 研修記録

 

「認知症を理解する」

 

                日  時 平成18年12月15日

                場  所 ジョイフル新那加 

                講  師 各務原市地域包括支援センター 看護師部会

                参加人数 事業所数 34 ケアマネ人数 50

 

(渇護サービス各務原/居宅介護支援センター花/介護相談センター飛鳥美谷苑/あい居宅介護支援事業所/()あみステーションケアプランセンター/居宅介護支援センターさかい/居宅介護支援センターいずみ/アイリスケアセンター各務原/()おたっしゃ堂/コープ岐阜福祉サポートセンター/生活支援センターさくら/褐ワ月商店/鵜沼中央クリニック介護保険相談センター/ジョイフル各務原/()みついけ介護支援サービス/()かわさきケアサービス/リバーサイド川島園在宅介護支援センター/ひとみ居宅介護支援事業所/各務原訪問看護ステージョンケアプランセンター/各務原市介護保険相談センター/つつじ苑介護保険相談センター/鰹シ原薬局ストア/兜沁モフ里各務原営業所/五島医院居宅介護支援事業所/居宅介護支援事業所ラベンダー/指定居宅介護支援事業所ほっと/であいらんど/()あっとほうむ/()メディックス/居宅介護支援センターカーサレスペート/訪問看護ステーションあすか/菜の花介護相談センター/あしすと居宅介護支援センター/居宅介護支援事業所赤座/東海中央病院/Jスパック)

 

(内容まとめ)

○キャラバンメイトのビデオ鑑賞

  認知症の中核症状である記憶障害や見当識障害に対し、間違った対応・正しい対応についての説明。きつい調子や早口でまくしたてる→×  これまでの自分とは何かが変わってきている、という自覚が本人にはあり、不安の中で生きていることを理解し、プライドを傷つけない、本人を尊重した接し方をすること。混乱しないよう、指示は1つずつ出すこと。

 

1.認知症とはどういうものか?

 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態。

   認知症の5〜6割くらいはアルツハイマーがた認知症。次に多いのは脳血管性認知症で約2割をしめる。

2.認知症の症状(中核症状・周辺症状とその支援) 

   中核症状・・脳の細胞が壊れることにより直接起こる症状

         「記憶障害」「見当識障害」「理解・判断力低下」「実行機能低下」

周辺症状・・もともとの正確、環境などの要因がからみあって起こる症状

「不安・焦燥」「うつ状態」「幻覚・妄想」「徘徊」「興奮・暴力」「不潔行為」「せん妄」

   加齢によるもの忘れと、認知症の記憶障害との違い、また間違われやすい認知症とうつ病との違いについての説明。

3.認知症の診断・治療

    認知症についても早期受診、早期診断、早期治療は非常に重要である。アルツハイマー型では薬で中核症状の進行を遅らせることができ、脳血管性認知症は進行を止められる場合もある。

 

部会全体のまとめ

12月15日午後2時から、ジョイフル新那加において、第6回目の居宅介護支援部会が開催され、34事業所から50人のケアマネジャーが参加しました。
まず、ジョイフル新那加の尾田さん、七曜の杜の田井さんから、新たにもうけられら小規模多機能型居宅介護についての説明。その後、地域包括支援センターの看護師部会のみなさんに講師をお願いし、「認知症を理解する」というテーマで研修をおこないました。また、訪問看護ステーションからの訪問リハビリ利用する際の市への提出書類内容について、美谷苑日高さん、包括ジョイフル富田さんらから説明がありました。